久しぶりにモトグッツィに乗りましたよ。
雨雲のスキを突いて走ったはずなのに雨に降られ
カッパを着て、あっちの道の駅からこっちの道の駅へ
皆文句も言わずにカッパを着たり脱いだり。
お昼は、二本松市小浜のいこい食堂へ。
ここは、田舎町の普通の食堂ですが安くて美味しい。
注文を待っていたら、奥の座敷からバイク好きおくさんとダンさんが出てきてビックリ。
近くのあじさい寺(高林寺)を見た帰りだそうです。
ラーメン(並) 450円税込み これはお得!!
食後は2回目の雨に降られながら帰宅して山カブのエンジンに手を入れます。
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実は、Waveのバスルブステムシールを交換した後、シールがどの程度摩耗しているのか気になったので、隣の職場にある「ピンゲージ」で内径を測定したのです。
右が古いもの(タイカブ)
中央がガスケットのセットについていた新品シール(タイ製)
左は山カブのエンジン(中華110cc ¥11,500)を最初に組みなおす時に外したもの。
バルブステムφ5.5に対して、
古いシールはφ4.8ぐらい、新品シールはφ4.5ぐらいなので
新旧比較で古いのはφ0.15ぐらい穴が大きい。
摩耗と劣化(硬化)でこの程度の差が出たのだろう。
ところが、中華110ccから外したシールは径が更に0.5ぐらい小さくてφ3.95ぐらいだった。
・・・これって・・・バルブステムの径がφ5なのかも・・・
良かれと思ってC50などと同じオイルシールに交換したのだが、実はステム径に対して大きなシールに交換してしまい、わざわざオイル下がりを招いていたのでは??
山カブのヘッドを外すだけなのに、
マフラー、インテーク、アンダーガード、チェンジペダル、クランク左も外します、あ~面倒だ。
外したヘッドは、走行2000kmにしてはカーボンが多すぎです。
バルブステムの径はφ5でした。
中華エンジンは、いつ頃の何用のホンダエンジンをコピーして作ったのでしょう?
排気バルブの傘にもカーボンが付いています。
吸排気バルブともにクリーニングして
カーボンを除去して、バルブのすり合わせをして、ステムシールを入れ替えて、ヘッドを組み立てて、バルブクリアランスを合わせて・・・と
先週Wave125iでやったのと全く同じ作業を繰り返します。
3時間ほどでシリンダーヘッドのオーバーホールが終了。
エンジンの始動を確認して一安心。
ところが、問題はこれ。
アンダーガードがベコベコに変形していて取り付けできません。
誰だ!エンジンの下をこんなにガシガシぶつけて走る奴は!!
バイスに挟んだり、ハンマーでたたいたりして形を修正し、カブに取り付けると締め付け穴が合わずにまた修正して、付けて外して・・・・
1時間ほど格闘してやっと取り付け出来ました。疲れた。。。
カブ用のアンダーガードはあまり頑丈に作ると、かえってエンジンを壊す可能性もあるので、強度と形状のさじ加減が難しいなぁ。
普通のオフ車はエンジンの下にフレームが有るので、アンダーガードはガッチリしているほうがいいのですがね。
さて、オイルを食っていたWave125iと山カブの2台。
バルブステムシールを交換したので本来の調子が戻るのでしょうか。
それとも、オイル食いの原因は他に隠れているのか?
当分は排気ガスの色と臭いとオイルレベルを気にしながら走りましょう。
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