キャブの再セッティングで調子が良くなった山カブ。
そうすると、欲が出てもう少し手を入れたくなる。
留守番の日曜午後、山カブを分解します。
母親の介護疲れで腰も痛いので、テーブルにカブを上げました。
会議テーブルの足を切って低くしたもの。
これだと、椅子に座ってエンジンがいじれるのでとても楽楽♪
自作アンダーガードに傷がついていた。
やはり役に立つなぁ~などど感心してはいけない。
カブでこんな傷がつくようなことをしてはいけないのです。
300kmあまり走った魔改造ピストンは・・・・
変な傷も無くて無事ですね。よかった。。
圧縮比を上げようと、ピストンを買ってみたがどれもダメで。
(中華エンジンは6Vベースらしく、ピストンの高さが合わない)
仕方が無いので、メタルのヘッドガスケット t=0.25を入れてみる。
普通に組んだら、圧縮抜けでオイルも漏れた。
要するに、このガスケットを組む際はオーリングなど余計なシール材は使えないらしい。
もう一回分解して、液体ガスケットを塗りなおして、
丁寧に組み立てて・・
2回目の組み立てが完成!
と思ったら、インテークパイプの止めネジが舐めた・・・
これも中華エンジンの宿命なのか。
ヘリサートなどという高級な道具の持ち合わせは無いので
躊躇なくM6 → M8 に穴を拡大。
それにしてもこのシリンダーヘッドのアルミ材は柔らかいなぁ。
速攻でホームセンターからM8×30のボルトを買ってきた。
そのまま使うと、またネジ山をダメにしそうなので細工をします。
ボルトのシャンクにニックというか、ウエスト加工というか
要するに細くした部分(Φ5ぐらい)を作ってボルトの強度を落とす。
こうすれば、ヘッドのネジ山の負担が少しは軽くなるだろう。
3回目のエンジン組み立てが終わったが
つまらないミスが発覚して・・・。
ええ、もう一回分解しましたよ。
4回目の腰上組み立てです。
うんざりです、疲れました、夜になりました、まるまる半日かかりました。
もう、ネジ山がダメになりそうな気がして、すべてのボルトは最低限しか締めてありません。
問題があればオイルが滲んでくるだろうからわかるでしょう。
肝心の圧縮比チョイアップは計算上1.6ccぐらいなので
仮に従来の圧縮比が10として11.5になる計算だが
キックとカラ吹かし程度では全然変化なし。
まぁ、レギュラーガソリン仕様のままでOkか・・・と納得しよう。
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