今日も一人で行走りました、カブベンチャー。
相棒はカブでなくてCD50 改Shabby君です。
午前九時半、快晴の福島市、風もなく春の気配。
ただし、現在の気温は4℃。
本日は福島市を西から東に流れる荒川を遡上します。
先週の出発点のすぐ近くからスタートして堤防沿いに右岸を遡上します。
この付近は堤防の上が舗装されていて、車両の通行が可能なのでラクチン。
線路下もうまい具合に?う回路があってスルッと通過。
堤防の上が平坦過ぎて退屈な時は、河川敷に降りてアドベンチャーを楽しみましょう。
(人目を避けてコソコソと)
頃合い良く障害物が出現しました。
通行止めを突破するなどもってのほか!
素直に「道路以外」を迂回してさらにアドベンチャーします。
進むにつれて、「吾妻山の雪うさぎが少しづつ大きく見えてきます。
雪ウサギってこれです。
個人的には「キツネ」にしか見えませんが、福島市ではこれを「ウサギ」と呼びます。
荒川とは荒れる川から由来。
近年は荒れていないので河川敷はフラットな玉石で普通に走ることができます?
荒川は土湯温泉に近ずくと少し南に向かい、雪ウサギが見えなくなり、代わりに安達太良連峰 箕輪山のハートが見えてきます。
しかし、私が気になるのは大岩に残されたタイヤ痕。
今も昔もこの付近はトライアルの非公認練習場で岩の上にタイヤの跡がある。
この岩は高さ1.5mほどで丁度いい具合の練習用なのだろう。
もう私は怖くてこんな岩を登ることはできませんが。
案内板によれば、ここは荒川の第一堰堤。昭和20年に竣工した一番古いものらしい。昔の土木建築物は石積みがきれいで見ごたえがあるので好きかも。 土湯温泉まで来ました。信号待ちでハートをパチリ。
温泉街を抜けて、川上温泉から山道に入ります。
この冬は雪がとても少なくて拍子抜けだが
標高が上がれば日陰にはそれなりに雪がある。
ただし、例年なら4月上旬ぐらいの残雪しか無い。
軽トラの轍をたどりながら登って来たが、とうとう吹き溜まりでタイヤ跡が無くなった。
ずいぶん前にセローやジムニーで来た時も、このあたりで引き返した気がする。
熊の足跡が無いことを確認してからアタック開始。
200mも進まぬうちにタイヤが埋まってしまった。
力ずくでバイクを引っ張り上げて進む。
軽量なカブ系だからこそ可能だが、フルサイズのオフ車だと無理。
しかし、北向きの雪が続くためここで引き返す。
今日のカブベンチャーはおしまいだが、いい汗をかきました。
ここまで、阿武隈川への河口から約25km2時間のカブベンチャー。
ソロソロと雪道を土湯温泉まで下り、
久しぶりの道の駅土湯に来ました。
まだ数は少ないもののバイクも結構来ていましたね。
道の駅安達に行って一休みしていたら、Hikiさんがやって来たので一緒にランチへ出発。
二本松市の亀谷坂にある露伴亭は地元で運営する小さな店。
ここのメインは「スリランカ・カレー」
これにアイスクリームがついて、600円とコスパの良さ抜群。
(大盛りまたはコーヒー付きで+100円)
スパイスたっぷりでとても美味しいカレーなのだが・・・辛い。
以前も何回か食べているがこんなに辛くはなかったはず。
水を飲みながら何とか完食して、
サラダとスープで辛みを中和して、
デザートのアイスで何とか落ち着いた。
店の人に「以前より辛くなった気がします」と言ったら
「仕入れの時期によって香辛料の辛さが違うのかもしれない」と。
ってことは、あなた、自分で試食していないでしょう!
と突込みを入れたいのを我慢しました。
一見さんには「結構辛いですよ」と言ったほうが良いですね。
その後、お腹が痛くなることもなかったので大丈夫ですが。
今週もカブベンチャーと美味しいランチで楽しみました。
福島ではカブ菌の感染者がまたもや増えつつあるようなので
そのうち「バイクは汚れるけど、楽しいカブベンチャー」をやろうかな。
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