今日も朝から雨庭木の剪定もバイク乗りも出来ない。
こんな日は整備に専念だ。
Shabbyくんは田中商会から買った中華125ccだが
はっきり言って ハ ズ レ。。。
走行1000kmも行かないうちにセルモーターが空回りを始め
しまいにはセルスタート不能になった。
さらに、中華エンジンの持病である「ニュートラルが出にくいギヤ」なので
今日はオイル交換と同時に、シフト周りの確認をしてみる。
ついでにカムチェーンテンショナーの先のゴムもホンダ製に交換する。
ゴムの先はそれほど傷んでいない、
この程度なら問題ないのでは?
右が新品ゴム。
エンジン右のカバーを外して記念写真。
部品の取り付け位置を忘れたときのため。
フライホイール兼オイルフィルターを外すのだが
手持ちの回り止め工具をひっかける場所が見つからず
(マグネト側も開けたがダメ)
カバーM5ネジ穴に手持ちのステーを留めてまわり止めをひっかけた。
クラッチはアウターのリブにひっかけてナットを緩める。
少し苦労したが、なんとかクラッチを外すことが出来た。
順序が前後するが、ゴミの確認。オイルフィルターは多少のゴミあり。フライホイールの内側はオイルを漉すようになっているが
金属などの異物は確認できなかった。隅に黒っぽく見えるのは、最初にエンジンを組みなおしたときに摺動部に塗布した2硫化モリブデンが漉されて残ったもの。問題のシフト周りだがシフトアームやカムのローラーなど、どこもカジッたりしていない。要するに問題なし・・・・・・気休めに、ローラーのアームをほんの少し外にまげてカムとのクリアランスを0.5mm程度確保した。この状態だとギヤは軽く入るのだが、エンジンをかけるとダメなのである・・部品が余ることも無く組立が完了した。
今回使うオイルはAZのバイク用。4Lで2000円の格安品だが、FULL SYNと書いてある。
FULL SYNTHETICとは書いてないから全部が(フル)半合成(シン)なんだろうか??ハンドルポストにオイル交換記録のステッカーを貼ってあるので記入する。
普通のタックシールに項目を入れてプリントしている。
クルマと兼用なのでオイルエレメントの項目がある。
ついでに、C70行燈もオイルを交換する。
慣らし運転、というよりキャブのセッティングだけで近所を100km近く走り(1周2kmの周回コースを連日走り回った)その後、調子を見に土湯峠に行ったら、もう190kmである。ドレーンプラグのマグネットには細かい鉄粉が少し付いているが国産車でもこの程度は出るので問題ない。
べとっとしているグレーのものは、私がエンジンを組んだ時に塗布した2硫化モリブデンである。私のカブ系はシートの裏にオイル交換記録ステッカーを貼ってある。バイク1台だけならスマホのアプリで管理する手もあるが最近はカブだらけなので、こんなアナログなやり方が私には合っている。これで、雨の休日の午前中はバイクいじりで満足。。。 にほんブログ村