雪が解けると春はやってくる。
所用で二本松までやって来た。
午前中は花粉の飛散も少なめなので、ちょいと足を延ばす。
やっぱり、山が「おいでおいで」している気がする。
途中で「疲れた仮面ラダー」にご挨拶。
地元ライダーにもあまり知られていないかも?
グリンピア二本松には廃線あり。
超ローカルな塩沢スキー場わき、
湯川渓谷の雪は結構解けている。
猛暑の夏は、ここに来て避暑をするのが一番。
雪解け水は夏でも足がしびれるほど冷たい。
道の駅土湯に着いた。今シーズン3回目。
まだ県外ナンバーは少ないが、今日はバイクも車も多い。
ランボルギーニやポルシェの軍団が人目を引いていた。
「あの古いカウンタックはメンテナンスがたいへんだろうね」
「フェラーリの12気筒の1気筒が不調になったら気が付くのかな?」
「首都高PAではあの手の車はかなりうるさいのに、
今日は排気音がうるさく感じないね」
「音が反響しないからでしょう、まわりに雪もあるし」
「最新型よりも、80年代のバイクのほうが楽しい気がする」
「古いBMWが高くなったね」
「古いバイクでパーツが手に入りやすいのはBMWとカブかな」
「この125(カワサキ)は下りなら1000ccより速いんだ」
「ここらの峠は125~250ccくらいがたのしいな」
「もっと狭い峠道は原付のほうが楽しいね」
ゆっくり休んで、話が弾む地元のベテランバイク乗りは
白髪のオッサンばかりである。(苦笑)
今日はもう少し登ってみよう。
ここから先は気温も低く、まだ冬である。
土湯トンネルの手前、峠に入る旧道。
土湯峠はまだ再開通していないが、除雪は進んでいる。
吹き溜まりは電柱がすっぽり隠れるほどであるが、
この雪庇はすぐにも崩れてきそうで、さっさと退散だ。
山の上の澄んだ空気(花粉はほとんどない)で元気を取り戻したが
里に下りるとやっぱり空気がどんよりしている。
土湯温泉のラーメン屋で昼食と思ったが、長蛇の列。
金谷川駅前の「うから屋から」もやっぱり行列で
そのまま帰宅してしまったのだった。
日曜日、いつもの道を2時間のショートツーリングだったが
やっぱり山はいいなぁ。