バイクウエアといえば革ジャン
実のところ、機能性で言えば最新素材のウエアのほうが防寒性も快適性も軽さも優っている。
革が化繊素材より優れているのは、スッ転んだ時にマシなことぐらいか。
個人的には、バイク用ジャケットといえば
「ベルスタッフ トライアルマスター」が憧れだった。
しかし、本物ベルスタッフは高くて手が出せないので、
(オイルドコットン 7万円 レザー 15~20万円)
形が似ているバイクジャケットを探していた。
ある日、ヤフオクでヨレヨレのUSEDジャケットを見つけ、運よく落札できた。
イタリア製のベルスタッフ型レザージャケット
50サイズ 落札価格 1,700円
自分で洗濯して、仕上げをしたら「使い込んだ感じの革ジャケット」が完成した。
革の中古品は、クリーニング済だとしても何らかの匂いが気になるので自分で洗濯すべし。
私流、革製品の洗濯方法
真似する人は当然ながら自己責任で。
1、風呂に20~30Lのぬるま湯を張る
2、おしゃれ着用洗剤を適量入れる (アクロン エマールなど)
3、優しく手洗いする 汚れた部分はブラシでゴシゴシ
4、そのまま脱水
5、ぬるま湯ですすぎ
6、脱水
7、すすぎ、脱水を2~3回(気が済むまで)繰り返す
8、しわを伸ばして1日陰干し
9、革が湿っているうちに皮革用のオイルを塗る(ミンクオイル)
革が固くならないようにするだけなので厚塗りは不要
10、数日陰干しする 適宜裏返し
11、だいたい乾いたら2回目のオイル塗布
12、湿気が気にならなければ着用可能
13、1~2週間後に3回目のオイル塗布 これで完成
色落ちが気になる部分は同色の靴墨で着色する
(全体に靴墨を塗るのはやめたほうがイイかも)
文章で書くと面倒くさいが、ヨレヨレの革製品がよみがえるのは楽しいのです。
ちなみに、ナイロンなど化繊のバイクウエアは同じ洗い方で(オイル塗布は無し)可能です。
入手時よりずっといい感じに仕上がったレザージャケットだが、革が厚くて重いのでバイク用には良いが、普段着には向かないので少し軽そうなものをオークションで探した。
落札価格 820円
しわしわの革ジャケット。
ほつれがあったので安かった。
たぶん、アメリカあたりからコンテナで持ってきたのだろう。
きれいにしてあるが、消毒臭くてダメだ。
前回と同じように洗濯してから、乾燥とオイル塗布を繰り返したらイイ感じに仕上がった。
こちらは軽くて柔らかいので普段着にも使いやすい。
縫い目のほつれは自分でチクチク縫って、ちょと見たぐらいではわからなくなった。
そうこうするうち、新品のベルスタッフ風ジャケットを落札した。
BLACK CAFE LONDON (イタリア製と書いてある)
落札価格は定価の1/10・・・・・・
さすがにこの製品は軽くて柔らかくてカッコがよろしい。
定価では手が出ないが、こんなに安く買えたのはとても幸運だと思う。
バイク用革製品をご愛用の人は、今のうちに洗濯しておけば春には気分よくバイクに乗れますよ。
今度はリサイクルショップで格安な革ジャンを買って再生してみようかな。
そんなに革ジャン集めてどうする気だ?(実は、ほかにも数着・・)
と家族に文句を言われていますが。
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