5月28日(日)
前夜は夜中前に寝た。
私は耳栓を用意していたのであまり気にならなかったが
「ひよこの鳴き声」も聞こえたらしい・・・
6時に目を覚ますと、隣に寝たはずのキハラさんは
寝床をすっかり撤収済で、他の参加者も1羽?を残して起きだしている。
少し寝ていたい気もするが、バンガローに置いてけぼりに
なりそうなので頭が痛いのを我慢して荷物を撤収した。
6時半、皆さん元気です。
すぐ近くの北上景勝地に移動して、テントを立てたりして会場の準備をする。
数量限定早いもの勝ちのはんちゃんコーヒー御馳走様でした。
皆さん持ち寄りのお菓子を勝手にいただきながら
コーヒーを飲んでいれば目もさえてくる。
べスパンさんが持ってきた「くまたぱん」は
勇気のあるお二人が「お茶無し」で食べます。
参加車両の中で私が初めて見た1台はホンダCT200
いわゆる農業牧畜系バイクなのだが、こんな車種があったことすら知らなかった。
エンジンはATC200系にセルを付けたもののようだ。
オーナーがリコイルでエンジンを掛けてくれたが、
デコンプが付いているのでATCよりは楽に始動できそうだった。
特徴的なリヤブレーキの構造。
ブレーキロッドは通常のフットブレーキとワイヤーのダブル方式。
ワイヤーはクラッチレバーにつながっていて(遠心クラッチ)
パーキングブレーキとして作動するらしい。
トレッキング用ならこのバイクが最強ではないだろうか。
マフラーをTLR200のアルミ製にすれは軽くなって・・・とか。
遠距離賞やじゃんけん大会、カブミー3週連続参加者への表彰状など
主催者さとさんの楽しい催しもありイイ雰囲気でミーティングが進められた。
今回の参加者台数は180台ぐらいはあったはず。(正式な数は知らない)
関東のあちこちから、そして浜松のノブゾーさんや3週連続で
東北へ来てくれた人もいて、本当に素晴らしいミーティングです。
これは「カブのラリー」なのだろうと思う。
道路を走る乗り物の中で一番の弱者である「カブ」で
遠距離を走ってくるから面白いのだ。
二戸からやってきたピザせんべい。
最後の1枚は私がいただきました。
閉会後、私は今回の第2の目的地「遠野」へ向かう。
岩手の道は直線が多くて、適度なカーブもあって
車が少なくて楽しいなぁ~
という事で、45分で遠野食肉センターに到着。
日曜の昼なので結構込んでいて20分待ちで
名物のジンギスカン(生ラム)の登場。
肉のなかでラムが一番好きなのでたまらない、が
一人で食べるのはちょっと寂しい、ビールも飲めないし。
次は石巻に向かって283の旧道を走る。
岩手は一般国道でも自動車専用道が多く125cc不可なので
事前によく調べないと迷いそうだ。
千人峠を超えたところに釜石鉱山の跡地を見つけた。
こんな産業遺産巡りもしてみたいものだが、先を急ぐ。
道の駅千人峠で一休み。
とことが、西の空から雨雲が追いかけてくるのですぐに出発。
この後、幸いにも雨は強くならずカッパは使わずに済んだ。
石巻から45号線で大船渡に向かう。
途中で夏虫のお湯っこにまわる。 結構山の上にある。
入湯料400円、お湯が塩素臭いと思ったら
後で調べたら天然温泉ではないようだ。
いい雰囲気なので問題は無いのだが。
風呂から出ると青空が広がって暑いくらいになった。
45号までおりて、すぐに左折 さんりく駅。
小さなスーパーを見つけたので、今夜のキャンプ用食料を調達した。
調理器具は一切持ってきていないので、そのまま食べられるものだけ。
スーパーの前は津波で家屋が全く無くなり、新しい堤防が造られているのは
三陸のどこに行ってもみられる光景だ。
あれから6年が過ぎたが、このスーパーも(女性が一人でやっていた)
前に見える床屋さんも、必死で建物を立て直して営業を再開したのだろう。
さて、ここからは海沿いを走ってキャンプ場へ向かうのだが
港の周囲は工事のためにう回路だらけで迷いながら進む。
一山超えると小石浜。
「こいし浜駅」は「恋し浜」と名前を変えて有名になったところだが
こんな階段を登る元気など無いので写真を撮っただけ。
キャンプ場へはずっと海沿いのクネクネ道ばかりで
路面もかなり整備され、思いがけずにワインディングを楽しむことが出来た。
ふれあいランド尾崎岬に到着。
テント1張り500円。
公営のキャンプ場なので堅苦しい申請書を書くのは仕方ない。
私のほかには、私と同年代と思われる夫婦が1組だけ。
テントを張って一休み、5:30
あとは何もすることが無いので、海の見えるベンチに座って一人宴会。
先ほどのスーパーで買ったのは地物であろうアイナメの刺身。
山田の醤油 刺身用(濃い口)でいただきます。
スーパーの刺身売り場にあった張り紙に
「アニサキスは十分確認して調理していますがご注意ください」
とあったので、品管みたいによく見ながら食べたのだ。
のんびりとビールを飲みながら海を眺めていると大きな船が出て行った。
太平洋セメントの文字が見える。
「海を見ていた午後」松任谷由実 を勝手にイメージする。
一人宴会は頑張っても1時間が限度だ。
寝るには早いし、まだ明るいのでキャンプ場脇の道を海まで降りてみた。
降りてきたから、登らなければならない。
30mほどの高低差だが、途中で休み休み
やっとキャンプ場へ戻った、体力無くなったなぁ~
昨夜の疲れもあるので、もう寝ます。 7:30
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