実は「3Dプリンター」という呼称が気にいらない。
3次元造型機のほうが分かりやすいと思う
私は年寄りなのだろう。
20年前は「Paid prototype」と呼ぶのが
ギョーカイでは最新のカッコイイ呼び方だったのだが・・
さて、
福島県北部の3次元立体地図の2つめを造型してもらった。
前回は試作品なので□80mmだったが
今回は□120mmで1.5倍。
比較するとかなり大きくて、造型時間は4倍以上かかったらしい。
素材はPLA(ポリ乳酸)のフィラー(針金みたいなもの)なので
強度はあまり高くなくて反りが出やすい。
今回の造型も予想以上に反りが出てちょっと厄介だったらしい。
前回、磐梯山が半分になってしまったので、今回はデータを西寄りに変更した。
撫でまわしてみると、会津若松が猪苗代湖よりかなり低い事に驚いた。
前回同様に、プライマーを吹いてから下地をベージュに塗る。
この「立体白地図」に萌える私は変態か?
googlemapを見ながら川の青と山の緑を塗り分ける。
福島の皆さん、自分の家の場所がこれで分かりますか?
福島側から裏磐梯を眺めた様子。
この程度の塗装でも2時間以上かかる。
気が向いたら細かい部分の修正をしたいが、いつになるやら。
ちなみに、日本ならばどこでも3Dデータが自在に入手できるので
3Dプリントは機械さえあれば簡単に出来るのです。
興味があるかたは国土地理院の地図を適当に表示して
画面右上の「機能」で「3D」を選択すると今回のイメージが確認できます。
そのまま3Dデータのダウンロードもタダで出来るなんて
なんて日本は素晴らしいのだろう。
いつもご覧いただきありがとうございます。
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