インチキCDIで息を吹き返した1987年型セロー1KH
しかし、エンジンの音が変な感じ。
そんな状況を聞きつけたKazoo氏がやってきた。
これが彼の1KHセロー モタード風。
2年前に入手して、渋いサンドベージュに仕上げた。
彼はトリッカーも持っていて、そっちはオフ仕様でいわゆるセロッカーに改造済み。
さらに、私のカブ菌に感染し、Wave125iとプレスカブも入手しすぐに改造、、、、
今回は「1kHのまともなCDI」を持って来てくれたので早速取り付けてみる。
エンジンを始動すると、あのセローのエンジン音が戻った。
(カブの音に似ているが・・)
やはり、インチキCDIとは全然違うエンジン音だった。
これでCDIはちゃんとしたものを取り付けないとダメな事がはっきりした。
当分はこのCDIを借りて走る事にした。
さて、エンジンが何とかなったので次はタイヤ。
ここで登場は例の「タイヤ交換井桁」
久しぶりにビードの硬いオフ車用タイヤに四苦八苦しながらタイヤを外した。
新品タイヤの組み込みはビードワックスをしっかり塗布したおかげか、あっさり完了。
タイヤ交換井桁を始めて使った感想は・・・
「こんなに使いやすいとは、必ずタイヤレバーとセットで手に入れるべし」である。
新旧タイヤの比較。
次はフロントタイヤ。
フロントリムはバルブ付近が酷い状態になっていた。
リムのアルミが腐食して粉を吹いている・・・・
ワイヤーブラシで腐った部分を掻き落とす。
表面のアルマイトはダメになったが、幸いにもリムが変形するほどではなかった。
このままでチューブを入れるわけにはいかず、
ヤスリで表面を均してからシリコーンシーリングを塗っておく。
バルブの孔には反対側についていたビードストッパー孔のメクラセンを入れておき、
チューブのバルブはその孔から出すことにした。
(要するにリムを180°反転して使う)
1日置いて、シリコーンが固まったらタイヤを組み込んでセローの組み立て完了。
細かい部分の仕上げはいくつか残っているが、
あとは、自賠責保険を入れて、ナンバーをもらってくれば走れる状態になった。
私にとっては十年ぶりのセロー復活だ。
以前持っていた'91の3RW2セローよりこの’87式2LN型のほうが
開発を担当したと言われるライダーの工藤近藤氏のコンセプトに近いと思われる。
これで、心おきなく山道を散歩できると思うと嬉しいなぁ~(思わずニヤニヤ)
昔使っていたデイパがまだ捨てずに置いてあったはずだし
山歩きに必須の「ロープと鋸」を準備しなくては。(またニヤニヤ)
あ~~楽しみだ~~
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