数日前にパンク貼りしたリトルカブは、空気漏れも無く元気に走行中。
きょうは猛暑もなく、夕方からアンドンC70に手を入れた。
先週、メインスイッチを修理したのでバッテリの組み込み作業を行う。
まず、バッテリを接続してメインスイッチをONにする。
配線から火花、発煙は出ないようだ。一安心。
12V用に交換したのは、バッテリ、レクチファイヤレギュレータ、CDI、
ウインカーリレー、電球全部、追加でセルモーター用スイッチとリレー。
バッテリーケースは12Vカブ用のもの。
ニュートラルランプ、ウインカー、ストップランプ、ホーン(6Vのまま)
全部問題なく作動する事が確認できた。
「よかった~~~ オリジナル配線アダプタも交換部品も(充電以外は)大丈夫だ」
追加で増えまくった配線をガソリンタンクの下に押し込んで
隣にバッテリケースとバッテリを取り付ける。
後ろ側の丸いのがスターターリレー
すぐにでもエンジンをかけたいところだが、まだマフラーが付いていない。
実は、マフラーの取り付けブラケットの穴加工を間違えて前方に移動するべき穴位置を後方にしてしまっていた。
自分のアホさ加減にガッカリして修正加工せずにいたのだが、ここに来てやる気が出た。マフラーブラケットを適当に黒く塗って、半乾きのままだが構わず車体に取り付けた。
ガソリンを入れて、プラグを抜いて空キック数回。(事前にスパークするのは確認済み)
プラグを取り付けてキック数回。
すんなりエンジンは始動した。毎回だが、初めてのエンジン始動は感動する。一度分解して、間違ったりしながら組み立てているので不安と期待が交錯するのはやった人しかわからないはず。
中華エンジンは4機目だが、これが一番静か。エンジンのノイズも、ノーマルマフラーの排気音もジェントルだ。
一旦エンジンを停めて、セルを回してみると純正エンジン同様の軽いモーター音でエンジンが始動した。
本当はセル付きモデルのハンドルスイッチに換装したかったのだが古いモデルの部品はやたら高価なので換装は諦め、ハンドルに後付けしたセルスイッチ。アンドンのあかりこの光る加減が・・・・・いいなぁ 一人でニヤニヤする。チョロッと走ってみた、スルスルと軽く加速する。
サスペンションやフレームが微妙に違うのだろうか、
12Vのカブとは異なるハンドリングだ。
と言っても乗りやすいことに変わりは無いが。
気になるのは、変速後に0.5秒間ぐらいクラッチが滑る。その後は滑らないので、私の組み方に問題があるのかこのエンジンの仕様なのか、分からない。
これから手を入れる必要があるのは・効きの弱いフロントブレーキ ブレーキシューは入手済みだが、シューを交換してもダメなら ブレーキワイヤーを交換する必要がある。
・強烈に固いチェンジペダル (リターン4速) 普通の靴ではすぐに甲に穴が空きそうだ、蹴り返しが無いと走れない。 ただし、シフトスピンドルのすぐ後ろに隙間無しでステップバーが有るため かなり変な形のチェンジペダルを作る必要あり。
しかし、ここまで完成すればかなり気が楽になった。出来れば9月のあぶくまカブミーティングでデビューさせたいのでそれまでにしっかりシェイクダウンしたい。