ツーリングの途中でブログアップはしていたが、改めてまとめます。
2015/4/29 5:20出発
自宅から4号線を北上し、飯坂インターから東北自動車道を北上する。
初日のルート 予定では550km。
7:45 200km 岩手県 前沢SAで最初の給油。
暖かいというより暑いぐらいである。
おかげでヘルメットのシールドは虫だらけになってしまい
100kmごとに休憩とシールド洗いをしている。
まだ連休は始まったばかりで行楽客は少なく走りやすい。
ただ、100km/h以上出すと風が強くあたって首が疲れる。。。
(タンクに伏せれば100マイルも可能だが、あの恰好はアホみたいだし)
岩手山SAにて
10:45 400km 青森県 八戸の街中で給油。
昼には少し早いが街中をウロウロして昼食の場所を探す。
市場の近くでラーメン屋を見つけた。
オヤジ一人でやっているセルフサービスの店であった。(写真無し)
八戸は石油施設や製鉄関係の大きな工場がたくさんある。
道端で直前に行われた市議選のポスターを見つけて撮影。(前のブログ)
美人のねぇちゃんが、、とネットで騒いでいた気がする。
確かに二人はかわいいが・・・・それでどうなのか。
ここから海沿いを北上するが、霧がかかってとにかく寒い。
岩手では25度ぐらいあったのに、気温は10度しかない。
これが「やませ」なのか。
朝家を出た時よりも寒い。
バイクでの体感温度は0度ぐらいなので、アウターの下に
ダウンジャケットを着込んで、冬用のグローブとグリップヒーターONで走る。
三沢には戊辰戦争で会津藩士が追いやられた斗南藩の記念館があった。
時間の都合で中を見ることは出来なかったが、この時期の「やませ」だけでも
どれだけ大変だったか、まして冬はとても過酷だったと思われる。
周囲は開墾地ばかりである。
東通原発のPR施設にて。
何も無い原野ばかりの地域に原発を誘致せざるを得ない事情は理解できるが
今となっては「厄介者」の原発である。
再処理や最終処分の施設などどれも中途半端で足踏みである。
国策でキリを付けないと放射能汚染物質はどこにも行き場が無いのだから。
ここから下北半島の東端にある尻矢崎までは原野だけが続く。
道路は整備されているものの、通行車両はほぼ皆無。
高速道路よりずっと快適にぶっ飛ばせるルートだ。
(それにしても・・・寒い)
峠を越えると北海道は・・・・全然見えない。。。。
尻屋崎は寒立馬で有名だが、その馬たちは大型で農耕馬のような太い足だ。
野生という触れ込みだが実際は柵があって管理された状態。
尻屋崎灯台では三脚が壊れてカメラが落下!
何とか自撮りした一枚。
灯台前に1件だけある土産物屋で海鮮丼の写真を横目におでんを食べて温まる。
ここから、今夜の宿泊地むつ市までは30kmしかない。
余裕を見た予定だったので、午後3時にはむつ市に着いてしまった。
地図を見ると、恐山までは15kmほどなので、予定外だが行ってみることに。
途中はバイクに最適なワインディングが続きご機嫌である。
この山道はつい数日前に再開通したらしい。
山を登った先、カルデラ湖のほとりに恐山があった。
シーズン前なので駐車場はガラガラ。
アミューズメントパークのような山門がお寺の入口。
事前知識ゼロだったので、恐山がお寺だと知ったのはこの時(笑)
せっかっくなので入場料500円を払って入門してみる。
山門の券売り場前にはご利益がありそうなアイスが。
お寺の中庭には掘っ立て小屋が3つほど並んでいる。
その一つを覗いてみると温泉であった。
誰も入っていなかったので500円のもとを取るべく躊躇なく風呂に入った。
(風呂の風景は前のエントリーで)
順路の通りに歩くと30分はかかりそうなので短縮ルートで参拝終了。
太平洋側の海沿いとは違って、むつ市はあたたかくて湯冷めの心配も無い。
今夜の宿はB&B つまり朝食だけを提供する民宿である。
夕食で外出するのは面倒なので、近所のスーパーで惣菜とビールを買いこんでB&Bに向かった。
ログハウスのB&Bのオーナーはバイクと車が好きで、面白いことを色々とやっている。
塩ビ管スピーカーでライブのDVDを聞かせていただき楽しい時間を過ごさせていただいた。
FBあり B&B Muu ゲストハウス
本日の走行 11.5H(休息含む) 600km
明日は下北半島を一周して大間岬まで行く予定である。 続く